ワイズ総研顧問団 主任研究員紹介

福田貞男 元サッポロビール代表取締役社長

福田 貞男-SADAO FUKUDA-

企業経営、営業

昭和17年7月1日生

昭和40年 学習院大経済学部卒業 同年 サッポロビール株式会社(現サッポロホールディングス株式会社)入社
平成12年 同社執行役員九州支社長
平成13年 同社常務執行役員九州支社長
平成14年 同社専務執行役員ビール事業本部長
平成15年 同社取締役兼専務執行役員ビール事業本部長
平成15年 サッポロビール株式会社代表取締役社長
平成17年 サッポロビール株式会社取締役相談役
平成18年 退任

福田氏といえば第3のビールとして「サッポロドラフトワン」を手掛けたことでも有名。
平成15年にサッポログループによるホールディングス制への移行と同時にサッポロビール株式会社の代表取締役社長に就任。
企業再生として (1)企業ブランドの再構築 (2)新商品の開発に取り組んだ。
業績悪化に喘いでいた同社はメーカー主導ではなく顧客が求める商品づくり目指した。
そして【安全・安心・健康・環境・自然】をキーワードにエンドウたんぱくを使用した「サッポロドラフトワン」という新ジャンル商品が生まれる。
麦芽も麦も使用しないため“スッキリした味”と求めやすい価格で評判を呼び、売上目標を2度上方修正するほどのヒット商品となった。

また、自身をビールの売り子と称するほど営業に対する造詣も深い。
営業への想いが深く、「正直であり、信念を持ち、人に可愛がられる」という福田氏が考える営業マンに必要な条件は今も昔も変わらないものがある。