ワイズ総研顧問団 主任研究員紹介

成田重行 元オムロン常務取締役

成田 重行-SHIGEYUKI NARITA-

食と文化、街興し

1942年生

1964年 東京経済大学 経済学部卒業
1970年 立石電機株式会社(現オムロン株式会社)入社
1991年 同社常務取締役兼企業スポーツ担当役員 就任
1998年 岐阜県南飛騨国際健康保養地 総合プロデューサー 就任(現在)
2001年 株式会社ナル コーポレーション 代表取締役社長 就任(現在)
・中国国際茶文化研究会名誉理事
・浙江省樹人大学客座教授
・スローフード江戸東京リーダー

成田氏は、全国30か所もの市町村における「地域開発プロデューサー」として、地域の活性化支援を行っている。
広く知られているものの中には、宮古島の「雪塩」がある。特筆する産業をほとんど持たない宮古島の島民より依頼を受け、試行錯誤の結果、宮古島の代名詞でもある美しい海の海水を利用し、“塩作り”をすることになった。
しかし、すでに塩は自由化されており、種類も100種類と豊富にあったため、何か特別な差別化が必要であると考え生まれたのが「にがり」を全て含んだ「雪塩」だった。
宮古島の珊瑚石灰層を利用し、海中のミネラルなどをそのまま残しており、ギネス記録や世界食品オリンピックとも称されるモンドセレクションでは3年連続で金賞を受賞している。

また、趣味で始めた蕎麦打ちや中国茶にも造詣が深く、その著書も多い。
蕎麦打ちにおいては「蕎麦さろん」を25年主宰され、NHKの番組で講師も務めている。

著書
「実践戦略学」(ダイヤモンド社)
「超・実践戦略学」(ダイヤモンド社)
「こだわりのそば打ち入門」(NHK出版)
「男のためのそば打ち入門」(NHK出版)
「中国茶雑学ノート」(ダイヤモンド社、共著)
「中国茶の楽しみ雑学ノート」(ダイヤモンド社、共著)